皆様今年もよろしくお願いいたします。
さて一発目から少しスパイスの効いた大石の考察にお付き合いください。今回のテーマは年明けの風物詩でありご挨拶の一つである「年賀状」です。
大石家は今年は来た人にだけ返すという何とも煮えたぎらない手法を取り、自分からは止めないといういやらしい戦法を取りました。この数年で年賀状を終わりにした方も多いと思います。だって、ただでさえ忙しい年末、体調管理が精一杯のところに来てデザインを考えて今年は誰から来ただのあれこれやることは大変です。今期は切手代も上がって経費もかさみます。我々美容師からしても年末の込み合う中、成人式の準備や打ち合わせも並行しつつ年賀状を作成するのは骨が折れます。(お客様には出していなくてすみません。)
これが今年の大石家の年賀状です。陽気なオジサンが三か所も映っています。そして家族全員が載るようにしています。子供が思春期でも何とかして毎年載せていました。そして余白のスペースにメッセージを書きます。
これはわたくしの勝手な考えで他のご意見を否定するつもりは一切ありませんが、ちょっと思い出してください。今年ご自分のところに来た年賀状で、ほっこりするものとそうでないものがありません?
結論を言うと、送り主の顔や手書きのメッセージがあるかどうかです。誰かが作ってくれたきれいな干支のテンプレートや印刷の挨拶文よりも、送られた側は知っている人の顔やメッセージ見たいんですよ。恥ずかしがる方も多いですが、お互いに歳を重ねているんですから恥ずかしがることなんてないんですよね。たとえ「大石は美容師のくせに髪の毛が危ないな」って思われてもその人は10分後には忘れています。来年の年賀状を作る頃まで大石の写真を見返してくれる人は一人もいないでしょう。
忙しい中に経費をかけて年賀状を送って下さるのはありがたいですけど、子供の写真だけとか(かわいいけど~)、テンプレートだけで手書きメッセージの無い年賀状は勿体ないかなと感じます。残念ながら、ただの作業になってしまうんですよね。接客業だから余計にそう感じるのかもしれません。しかし年賀状以外でも、される側のことを考えて日々考察や行動すると品格が上がるのではないかと思います。こんなことを書いて一緒に働くメンバーになんて思われるか心配ではありますが…。
お口直しに、以前ふるさと納税のネタで紹介した栗きんとんモンブランの現物を紹介して終わります。
年末に届いたのでお正月に食べました。何を食べても美味しく感じるおバカな舌を持つわたくしですが、これはうまいです!毎年リピートしています。来年もここに納税します。しかし甘いものは抜け毛の原因になりますのでお気を付けください!
おわり。