迷える女子の為にデジタル化進んでいます!

皆さんはスーパー銭湯はお好きですか?

店長の大石は二十歳の頃から毎年大晦日の最後の仕事の日の夜はスーパー銭湯に行き、ゆっくりお風呂と晩ご飯を済ませ、あとは家でのんびり缶酎ハイを飲んで過ごす習慣があります。今でも毎年恒例です。自宅から最寄りのスーパー銭湯は若林町の「RAKUSPA Cafe」ですが、大石家は和合町の「和合の湯」に行きます。なぜかと言うと...

RAKUSPA Cafeは以前の「極楽湯」の頃と料金制度が変わり、時間制になったからです。夕食も済ませたい我々としては食事エリアが混み合っていた場合、ただ待っている時間も施設の滞在時間として料金が発生してしまう為、なんとなくそわそわしてしまうんです。大晦日、仕事から解放された後も時間を気にしていては開放感がありません。

しかしながら、サロンを経営していると理解できなくはないんです。一律の価格ですと、滞在時間が1時間の人も3時間の人も同じ料金。しかし時間制にすればお客様の数が少なくても長く滞在してくれるお客様が多ければ売り上げはキープできます。施設を作り、運営可能な最少人数を雇用すれば、一日100人200人と対応可能で、なおかつ滞在時間によって支払額が変わってきます。美容室は基本スタッフ一人に対してお客様一人のビジネスモデルです。ここを欲張ってしまうと、a cottage が大切にしている「お客様の時間を大切にする」ことが崩れ、予約したにもかかわらず待ち時間が長すぎるというクレームに直結します。

お客様からご予約をいただく際は、そのメニューに見合った施術時間を設けておりますここでスーパー銭湯と大きく違う点があるんです!

スーパー銭湯であれば、予定時間よりも長く滞在するのは追加料金を支払えば何の問題もありません。しかし美容院は施術時間(滞在予定時間)を延長できない場合があります。次のお客様の時間を確保してあるからです

このバランスが非常に難しく、二宮尊徳さんから学んだ「道徳なき経済は暴力なり。経済なき道徳は戯言なり。」や、近江商人の心得の「三方よし」の目線で見たらこちらの一方的な生産性の時間だけに焦点を当ててもダメ。かと言ってお客様の時間を過剰に確保したら一日の予約人数をかなり減らすことになり、結果料金を上げるか店が傾いていくかのどちらかを選択しなくてはいけません。そこで色々考えました!

なぜ時間が足りなくなるのか?

「カウンセリング」です。カウンセリングも重要なコミュニケーションであり、今回の仕上がりのイメージを共有する欠かせないポイントです。ここがあやふやですと、いくら丁寧にカットしても終着点が違ってしまうので満足いただけなくなってしまいます。お客様の中には髪型やヘアカラーの色味を迷っていらっしゃる方も多いです。ではカウンセリングをスムーズにするには?

「zoom」です!

今はインターネットにつながってさえいれば世界中の人といくらでもコミュニケーションが取れます。zoomなら画像共有もできるので、イメージの画像を見せてもらったりできます。実際に月に数名ですがzoomカウンセリングを行っています。育毛の抜け毛診断の結果報告もzoomで行うことがあります。他の人に聞かれることもないですからね。

カウンセリングは非常に大事な要素であると同時に、長く時間を取ってしまうことでその後の施術時間が削られてしまい、予定していたメニューや本来組み込まれているマッサージやドリンクなどのサービスを削らなくてはならないこともあります。人間は感情の生き物と理解はしていますので、なるべく臨機応変に対応させていただいていますが、できればカウンセリングの所要時間は10分以内に留めたいところです。もし次回の髪型で迷っている内容があるようでしたら、ぜひ公式ラインでご連絡ください!やり取りの内容はほかの方には一切見えませんのでご安心ください!

友だち追加

zoomをつなぐにあたって、スケジュールを確保しなくてはなりませんので、ご来店いただく一週間前には一度ご連絡ください!ただしzoomをつないでいる時間はサービス残業になりますので、営業後にしかできないことと常識の範囲内の時間でお願いいたします。

インターネットは時間を搾取する名人ですが、使い方によっては非常に便利です!以前は「美容師による新Nisa説明会」を開きましたが、次は「育毛セミナー」でも開こうかな~なんて思っています。知識はアウトプットしないと風化してしまいますので、自分のスキルを保つためにも定期的にアウトプットしたいんです。zoomは美容室でも使えるツールですね!

P.S予約時間に遅れてご来店される方もいらっしゃいます。様々な生活環境があるのでお客様を責めることは一切ありませんが、理由はどうであれ次のお客様の時間に間に合わせるためにサービスを省かせていただきますのでご理解ください。

おわり。