以前の「節約してお金を守る」内容のブログの続編です。先日「メルカリ」で半袖のTシャツを購入しました。¥1,700でしたが、「浪費だったかなぁ~?」と少し後悔。

自分の尊敬する人の著書の一文にこんな内容が書いてあります。「日本人は学校でお金のことを学ばないからお金の使い方が下手くそだ!お金の使い方も訓練しなければずっと下手なままで搾取されてしまう。そしてお金の話をするといやしく思われたり銭ゲバと呼ばれたりする。」確かに自分も親からよく言われていたのは「無駄使いをするな」「余ったお金は貯金しなさい」ですが、どうやらそれだけでは下手くそらしいです。そもそもメルカリでやすやすと買い物をしてしまった自分は無駄使いの時点でまだまだまだ未熟ですが、まがいなりにも一応事業主、世帯主の目線から支出に対して普段から心がけていることをお伝えします。今回も主観の強い内容ですので興味の無い方は優しくスルーしてください。
・購入する目的は何か?(本当に必要な物なのか?)
・それを買うためにはいくら分の労働収入が必要なのか?
まず一つ目は目的ですね。これが曖昧ですと必要ない物も「安くなっているからいいか」や、「なんかいい感じだから買っちゃえ」になり、結果下手くそな使い方になります。メルカリで買ったTシャツがまさにこれです。
二つ目の項目は少し解りにくいと思いますが、¥10,000の物を購入する場合、必要な労働収入はおよそ¥14,000~¥15,000なんです。なぜかというと我々は所得の中から消費税、住民税、社会保険料が引かれる仕組みになっています(累進課税)。ご自分の労働時間単価(月の所得/労働時間)がもし¥2,000と仮定したら¥10,000の物を購入する際に必要な労働時間は約7時間と計算されます。7時間労働してまでその商品が欲しいかどうか?と考えると慎重になれます。(余談ですがわたくしは自分の時間単価を労働時間ではなく24時間で計算することで仕事以外の時間も浪費しないように意識している少し変態的な思考です。労働以外の時間をどう過ごすかで労働収入が変わってくるという考え方です。)
ではどんな使い方が理想なのか?
・周りの大切な人が喜んでくれるようなこと。
・物ではなく体験に使う。
物欲を満たすことで快楽物質のドーパミンが分泌されます。しかしドーパミンの怖いところは一度味わってしまうと、次はそれを超える買い物をしないと満足できないようになってしまうんです。ギャンブル依存症がいい例です。一度大勝ちを経験してしまうとその経験が忘れられずに抜けられなくなってしまいます。それよりも周りの人が喜んでくれるような使い方をすることで別の幸せホルモンのオキシトシンが分泌され、信頼感や共感性の向上に繋がったり、返報性の法則により、相手からの好意をいただけることがあります。お互いがより幸せになれるんです。

そして体験に使うことで自分の人生を深めることができます。人間はいつか絶対死にます。死を直前にして後悔することは「やってみて失敗したこと」よりも「やらなかったこと」と言われています。ストレスの無いコンフォートゾーンにいることは安心安全と思いがちですが、それは時に衰退の一歩とも成り得ます。時にはご自分の価値観を超えるような体験や学びをして経験の幅を増やすことが後悔の少ない人生と言えるのではないでしょうか?
美容室に例えると、ただ切るだけや染めるだけの結果だけをお求めでしたらもっと低価格サロンは沢山あるのに、 a cottage に通っていただいているのは結果だけでなく施術の丁寧さやコミュニケーション、待たされないなど、結果までの体験に価値を感じていただいているからと理解しております。本当にありがたいことです。これからも価値を下げないように精進してまいります。
さて、先週お伝えしましたようにまつ毛美容液をキャンペーン期間中にお買い上げいただいた方は6月、7月も¥1,100引きでまつ毛パーマがかけられます。通常のトータル金額から¥3,300お得になっております!
何度も言いますが、土台のまつ毛を美容液でケアして多く長く太くして、そこにパーマをかけることで目元の印象がガラッと変わります。

我々がお勧めしているのはまつ毛美容液ではなく、まつげパーマのメニューでもありません。「なんか若返った気がする~!」「気分が上がった~!」という体験です。もうすぐ母の日も近いのでお母様に a cottage メンバーがおもてなしして気分を上げるという体験型のプレゼントもいかがでしょうか?
おわり。