今年も a cottage では、三人のかわいいお客様の二十歳のお祝いのお手伝いをさせていただきました。





毎年感じることですが、二十歳の子たちとは年々年齢差が開いていきますね。
それでも事前にしっかりと打ち合わせを行い、何度も練習を重ねておくことで、今年は強風や雪というなかなかハードな一日にも負けず、無事に成人の日を終えることができたようです。
特に着付けは、当日の技術だけでなく、事前準備や持ち物の確認、細かな動きの練習など、見えないところにとても時間と労力がかかります。
忙しい12月の中で、それらを一つひとつ積み重ねてきた歩さんの努力のたまものだなと、改めて感じました。
そんな三人の中の一人は、なんと貴重な「美容師さんの卵」。
今から20年ほど前はドラマやマスコミの影響により、なりたい職業ランキングで美容師が常に上位に入っていた時代でした。
ただ、成り手が多いということは、裏を返せば「辞めたらまた雇えばいい」という考え方がまかり通りやすい環境でもありました。
今で言うところの、いわゆるブラックな体質が生まれやすかったのも、ある意味では自然の流れだったのかもしれません。
日本経済が「失われた30年」と言われるなら、美容業界は「価値が下がり続けた20年」。
今では人気の職業とは程遠く、美容学校そのものが存続の危機に立たされるほど成り手が減っています。
だからこそ、10年後には逆に美容師という職業の希少価値は高まっていくと、個人的には思っています。
「ワークライフバランス」や「ゆとり」という言葉がよく聞かれる時代ですが、【今のバランス】よりもまずは技術や接客など、【自分自身の価値を高めること】にしっかり時間を使ってほしい。
そんな想いを、大石流でそっと伝えておきました。
#軽いパワハラ
それにしても、日本はこれだけ長く経済成長が止まっているのに、生産時間や稼働時間を短くする方向に進んでいることに、正直なところ疑問を感じることがあります。
見方を変えれば、成長したい企業や個人にブレーキをかけているように見えます。
一方で、社会保険料や税金はきっちりと増えていく現実。
人口減少や人口ピラミッドを冷静に見れば、国やメディアの甘い言葉をそのまま信じてしまうと、5年後、10年後に痛い目を見る可能性が高いのも事実です。
美容師さんの卵であっても、そうでなくても。
周りに流されず自分で考えて、自分の力で将来の選択肢を増やし、人生を楽しめる大人になっていってほしい。
そんなことを考えさせてもらえた、今年の成人の日でした。
おわり。
